TrySailさん、当たり曲。
『この幸せが夢じゃないなら』
SING:TrySail
LYRIC:前田甘露
SONG・ARRANGE:中野ゆう
はい、水曜日です。新曲の日です。今週もさまざまな楽曲たちが世に放たれていきました。鈴木愛奈さんであるとか、上坂すみれさんであるとか、CUE!のシングルだとか、いろいろ気になる曲はありますが、今回はTrySailのシングルからB面を聞きました。A面はすでに感想を書いてます。
https://kyotakumusic.hatenablog.com/entry/2020/01/18/215958
「Free Turn」のときにも、「今回は当たり」とか書いた記憶がありますが、B面もなかなか良いですね。トラセのB面、A面を超える勢いで強い曲が豊富なのですが(「BABY MY STEP」とか「Sail Out」とか「Chip log」とか)(個人の感想です)、この曲もなかなかA面とタイマンはれるくらい良い、と思います。ほんの少しだけ「Free Turn」のほうが好きかな?僕は。
この曲、「歌詞に注目」と、TrySail公式が言っていて、作詞の前田甘露さんは「きっと『ここにしかない一曲』」と言っています。それならば、歌詞を見ながら聞くしかないですね。
https://sp.uta-net.com/song/280382/
見れば見るほど、エモい。TrySail三人がデビューしてから今まで積み重ねてきたそれぞれに対する「信頼感」を歌にしたような、そんな曲に見えてきました。それは三人それぞれが他二人に対して抱いている、ステージ上でのパフォーマンスの「信頼感」、プライベートでの「信頼感」、それを「幸せ」と呼ばずに何と呼ぼうか。"カタチ"がないし、"名前"もない、でも、「僕らの胸に広がっていく」、長年一緒にいた三人だからこそ言える、歌える曲だな、と認識いたしました。
この曲聞いてると、「Sail Out」が無性に聴きたくなりますね。デビューシングルのB面なのですが、デビュー当時、三人はどう思っていたのか、聞き直して確認しましょう。
http://www.kasi-time.com/item-76243.html
「どんなに楽しい未来が待っているんだろう」
『「今しかない!」心が震えてるんだ 立ち止まる方がらしくないから』
『「行くしかない!」心の声を信じて 絶対に後悔はしたくない』
「小さな都会の空には数えきれない夢の渋滞。だけどひとりじゃない」
希望感に溢れた歌詞ですね。きっとTrySailの三人もこのように感じてsail outしていったのでしょう。それが2015年。約5年が経って、記念すべき10枚めのシングルで
「"カタチ"なくても"名前"なくても ここにしかない日常だから ただありのまま大切にしたい」
「醒めない夢を見ているようなこの幸せをなんて呼ぼうか」
と、あの頃に感じた、思い描いてた夢を叶えていった先の日常を歌うんです。ね?エモくね?
あー、ちくしょう。まーたTrySailにハマってしまう。TrySailさん、およびTrySail公式さんには、ぜひこの曲を大切に扱ってほしいですね。ライブで最後らへんに歌うとか、ちょっとだけエモい演出をして歌ってほしいですね。
少しばかり長くなりましたが、今日はこの辺で。そりでは👋